赤ちゃんの耳掃除っていつからどういう方法でするべき?
赤ちゃんの耳掃除はパパママにとって大変なケアの一つではないでしょうか。
少なくとも私にとっては苦手なケアの一つです。
なぜかというと赤ちゃんってとにかくじっとしていられないので耳掃除の最中に動いてしまったりして耳の中を傷つけてしまいそうでとても怖いからです。
そもそも赤ちゃんの耳掃除っていつからするべきなのかまたどのような方法でやるのが良いのか分からない方もいるかもしれませんね。
今回はそんなパパママのために赤ちゃんの耳掃除はいつからするべきなのか、また赤ちゃんの耳掃除の方法についてお話していこうと思います。
赤ちゃんの耳掃除はいつからするべき?
赤ちゃんの耳掃除っていつからするべきなのかというと実はこれは明確な答えはないのです。
新生児期の赤ちゃんは胎脂が外耳についていることもありますし、耳全体が汚れていることが多く見受けられます。
また赤ちゃんは新陳代謝が良いので大人よりも耳垢が多いです。
我が子も気がつくと耳垢が外から見えていてびっくり!なんてことがしばしばです。
汚れが気になったら月齢関係なく耳掃除してあげましょう。
ただ、最近の育児本などでは「赤ちゃんの耳掃除はしない方がいい」と書かれていることが多いですよね。
耳掃除が全くダメな訳ではないけれど、出来ればやらない方がいいのかな。という印象です。
大人でも最近耳掃除はしなくても良いと言われはじめてきているのをご存知ですか?
耳鼻科に行くとあまり耳掃除をしすぎないように指導をされたりします。
耳垢や耳の中に入った小さなゴミは耳の毛が自然に外に追い出してくれるので詰まるということはないのだそうです。
逆に耳垢を取ろうと綿棒を突っ込んだりすることで耳垢を奥まで押し込めてしまい耳の奥で耳垢が固まってとれなくなってしまう状態になることもあるんです。
また、ついつい耳垢を取り過ぎてしまい、耳の中が炎症を起こしてただれてしまうこともあります。
このため耳掃除はしすぎない方が良さそうですね。
嫌がる赤ちゃんの耳掃除の方法は?
赤ちゃんの耳掃除は本当に難しい作業です。
基本的に赤ちゃんは耳掃除が嫌いなものです。
特に月齢が低ければ低いほどです。
何をされているかも分からないので耳に何かを入れられる怖さを感じるのかもしれませんね。
うちの子も生後5ヶ月を過ぎたあたりからは特に耳掃除を嫌がるようになりました。
ちょっと綿棒が触れただけでもビクッとして首をブンブンと振り嫌がるのでこちらもとても怖くてできればやりたくないです。
耳掃除が気持ち良いものだと分かるまではこの格闘は続くと思います。
大体耳掃除が好きになる年齢はしっかり物事が分かるようになった3歳以降だと思います。
それまではパパママは大変かもしれませんね。
ただ、前述したように耳掃除は必ずしも必要なケアではありません。
無理矢理押さえ込んでまでやるものではないので赤ちゃんに無理なく、ケアをしてあげましょう。
うちの子の耳掃除は月に2~3回程度です。
頻回でなくても大丈夫なので頻度も赤ちゃんとパパママにとって無理のない回数にしましょうね。
我が家の耳掃除【体験談】
では実際私がどうやって嫌がる我が子の耳掃除をしているかというと
新生児期は沐浴指導の時に教えてもらったとおりに、お風呂上がりは毎回タオルで軽くこすってあげるくらいでした。
羊水のカスや胎脂がついている場合は綿棒で外側を軽くこすり綺麗に取り除いてあげるといいですよ。
生後5ヶ月以降は起きていると嫌がるので眠っている間に耳掃除をするようにしています。
お風呂上がりが最適ですがなかなかタイミングが難しいので、お風呂上がりの状態に近づけるために耳をウエットティッシュや蒸しタオルで少し湿らせておくと汚れが浮いて取れやすくなります。
眠っていても赤ちゃんは俊敏に動くので慎重に行うようにしてくださいね。
新生児の頃と同じように綿棒で外側を軽くこする程度ですが大きな耳垢が見えていることがあるので丁寧に取り除きます。
綿棒は決して奥まで入れないように気をつけて、先端0.5cm程度にしておいてください。
ちなみに大人用の耳かきは3歳頃まではおすすめしません。
どうしても赤ちゃんはじっとしていることができないのでうっかり鼓膜を傷つけてしまったりなどの事故にも繋がりかねません。
無理な耳かきは赤ちゃんに恐怖心を植え付けてしまうことに繋がるので決してしないようにしてくださいね。
まとめ
赤ちゃんの肌が繊細なように、耳の中はもっと繊細です。
何度も言いますが赤ちゃんにとってもパパママにとっても無理な耳掃除はしなくても大丈夫です。
お互いにストレスがかからない程度に軽く済ませましょう。
それでもどうしても気になる時は必要に応じて耳鼻科の受診をしてみるのも良いですよ。
適切なケアをしてもらえる専門家に任せることも必要です。
いろいろな手を借りながら、楽しく育児をしていきましょう。